WOLF3.0
WOLF3.0はドクタのための診療支援システムとして、診療や検査の情報を効果的に活用し、診療所のIT化を手軽に実現できます。医療文書作成支援など充実の機能はインフォームド・コンセントをサポート、患者に満足してもらえる診療をお手伝いします。
5つの特長
主治医意見書や医師意見書など
文書作成支援機能を強化
医療文書作成支援機能
主治医意見書と医師意見書の作成が可能です。他の文書と同様に日レセのデータを利用して、文書作成をより効率的におこない、診療以外に費やす労力の省力化、患者サービスの向上を実現します。
[作成可能文書]
|
地域医療連携や説明補助を強力に支援
各種データとの連携
患者データのテキスト(CSV)ファイル取り込みボタンを用意し、規定のフォーマットで患者情報を登録します。他にも検査結果の取り込み時にWOLFに該当する患者情報がない場合、設定により「患者ID」「患者カナ名」「生年月日」「性別」で新規患者として登録することが可能です。
紙と併用するITで情報管理の効率化
簡易サマリ管理機能
簡易型とはいえ、病名複写によるプロブレムリストの作成、SOAP形式による、日毎のサマリの作成が可能です。しかも、日レセデータ/検査データ/画像データを活用しながら、簡単に作成することができます。 |
データを視覚化しインフォームド・コンセントへ
標準型検体検査データベース
当プロジェクトに協力いただいている検査会社様のFD取り込み機能と検査センタとのオンライン取り込み機能を搭載しています。院内で実施した検体検査データも入力可能です。検査結果の素早い検索、患者向け報告書の印刷、各種グラフ表示・印刷などの機能により、診療の効率化とインフォームド・コンセントを強力に支援します。 |
説明を画像でフォロー、患者の満足度の向上
画像データベース
スキャナで取り込んだ画像やデジカメの画像等を患者と関連付けて管理できます。画像付の各種文書作成やインフォームド・コンセントにご利用いただけます。また、画像ファイルはお手持ちのPCのディスク資源を消費しがちです。使用ディスク容量の表示、画像の圧縮レベルの設定、データベースのバックアップなどの機能で、より使いやすい参照画像データベースとなっています。 |
便利な機能
ユーザ・インタフェースの機能
WOLF3.0サポートのWEBサイトを表示するボタン(2カ所登録可能)や、サマリの表示・転記方法の設定、最終更新日時の表示などさりげなくユーザを支援する機能が追加されました。
各種データ取込機能
各種データ取込機能を実装することで患者登録の方法が広がりました。例えば、
-
●患者データのテキスト(CSV)ファイル取込機能
●検査結果の取り込み時、WOLF3.0に該当患者情報がない場合の新規患者登録機能
などの新機能で効率化が図れます。まだ日レセをお使いでない方にも有料版WOLF3.0の活用開始は容易です。
補助機能
WOLF3.0の登録済み患者情報と各種外部データの患者番号の「前ゼロ処理の違い」を調整します。「ゼロ処理無し」「ゼロ埋め」「ゼロ抑制」を指定してデータの取込をおこない同一患者情報がゼロの有無で別患者として登録されることを防ぎます。
自動バックアップ機能
●WOLF3.0終了時に自動的にバックアップをおこないます。
●バックアップは曜日で管理され、複数の曜日を選択することができます。
●バックアップの世代管理を9世代まで管理できます。
DBと画像フォルダの同時バックアップ機能
これまで別々にしかできなかったDBと画像フォルダのバックアップを同時におこなうことができます。
診療報酬情報提供サービスの各マスタの利用
診療報酬情報提供サービスから医薬品マスタ、傷病名マスタ、修飾語マスタをダウンロードしてWOLF3.0に取り込むことができます。
これにより、日レセ(ORCA)と連携していない場合でも、医薬品や傷病名の最新データを検索してサマリや紹介状作成時に利用することができます。
<参考>診療報酬情報提供サービス |
|
http://www.iryohoken.go.jp/shinryohoshu/downloadMenu/ |
つながるWOLF
WOLF3.0は、お使いの各種検査機器・システムと連携することにより、業務の効率化を図ります。
ご参考 検査取込実績のある検査センター様(敬称略)
●民間ラボ
|
●医師会検査センター
熊本医師会検査センター、岡山県医師会、広島市医師会検査センター、姫路市医師会、 |
環境チェッカ
導入前に利用環境をチェック
WOLF3.0を導入する前に、ご利用予定の端末の環境をチェックすることができます。
チェックは○×で表示され、WOLF3.0の導入に問題がないかを簡単に確認できます。
下記より環境チェッカをダウンロードしてWOLF3.0を導入予定の端末でご利用ください。
【ご利用方法】 |
(1) |
環境チェッカを起動後、調査ボタンをクリックするとチェックが開始されます。 |
(2) |
結果は○×で表示されます。×印が表示された場合は、その内容にあった対処をおこなってください。 |
(3) |
再度環境チェッカでチェックしてください。 |
【ご案内】 |
環境チェッカには調査結果の詳細を出力する「ログ出力」機能があります。 |
注意事項
WOLF3.0を利用するにあたっての注意事項を以下に掲載しています。必ずご確認ください。
(1) |
WOLF3.0では、データベースエンジンにPostgreSQL 9.0を採用しています。 WOLF3.0を導入する際は、PostgreSQL(Windows版)の導入が必要です。 既に他のシステムでPostgreSQLを導入済みの場合は、別環境でのご利用を お勧めします。 |
(2) |
WOLF3.0では、クライアント・サーバ構成でのご利用が可能です。 |
(3) |
診療報酬情報提供サービスから医薬品マスタ、傷病名マスタ、修飾語マスタを ダウンロードしてご利用になる場合は、ご自身でファイルを入手していただく 必要があります。マスタの更新は自動ではおこないませんのでご注意ください。 |
(4) |
Windows2000ではご利用いただけません。 |
データ移行
WOLF1.0〜2.0およびWOLF-VからWOLF3.0へデータ移行する場合は、 WOLF3.0 XMLコンバータをご利用ください。WOLF3.0製品ディスクにWOLF3.0 XMLコンバータを同梱しておりますが、 下記からも入手可能です。
WOLF3.0用ツールのダウンロードサイト
データ移行の方法についてはWOLF3.0 XMLコンバータの操作マニュアルを参照ください。
販売に関する留意点
WOLF3.0は、データベースエンジンにPostgreSQLを採用しております関係上、 PostgreSQLの知識が必要になる場合もあります。この点については、できるだけ簡単に導入できるよう弊社としても考慮して ご提供しておりますが、念のためサポート事業所様経由での導入をお奨めします。
サポート事業所様からのサポートを受けず、貴院独自での導入を ご希望の場合は、お手数ですが弊社までご相談いただけますと幸いです。
お問い合わせ:wolf-support@idkcorp.com
動作環境
対応機種 | PC/AT互換機 |
|
OS |
Microsoft Corporation |
|
CPU |
Intel Core/Pentium/Celeron シリーズおよび互換 CPU 2GHz 以上を推奨 |
|
メモリ |
2GB 以上のRAMを推奨 |
|
ハードディスク |
4GB 以上のディスク空き容量を推奨 |
|
ディスプレイ |
1,024×768ドット(XGA)以上の解像度、TrueColor(32bit) |
|
CD/DVD-ROMドライブ対応機種 |